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格安SIMを契約するうえでの注意点

毎月の携帯料金が安くなる「格安SIM」が人気になっています。

大手通信キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIMに移行する場合、いくつか注意点があります。

キャリアメールについて

キャリアメールでしか連絡が取れない相手がいる場合、キャリアメールの持ち運びサービス(330円)を申し込みましょう。

キャリアメールとは、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアが提供しているメールサービスです。

UQモバイルは、月額220円でキャリアメールを提供しています。なお、一部対応していない機種があります。公式ホームページの「動作確認端末一覧」をご確認ください。例えば、Xperia XZ SOV34(Android 8.0)には「MMS設定画面」が表示されないため、UQメールを設定することができません。

ワイモバイルは、月額無料でキャリアメールを提供しています。

具体的には「@docomo.ne.jp」「@au.com」「@ezweb.ne.jp」などがあります。

Gmail(~@gmail.com)は、キャリアメールではありません。

迷惑メールを理由に、キャリアメール以外からのメールの受信を拒否している方には、キャリアメールがないと連絡を取ることができません。

スマホ本体について

ドコモのスマホにはドコモ回線の格安SIM、auのスマホにはau回線の格安SIMを選択するのが無難です。ミドルレンジやエントリー向けのスマホには他社回線のバンド対応が不十分なものがあるため、事前に確認が必要です。バンド対応が不十分だと、利用できるエリアや速度に影響が生じます。なお、SIMロック解除が義務化される前の古いスマホを使用する場合など、SIMロック解除が必要な場合があります。

または、格安SIMへの乗り換えと同時にスマホ本体を特別価格で購入できるセールを利用することもできます。この場合は、バンド対応は気にする必要はないでしょう。

2023年8月現在、IIJmioにMNPで乗り換えるとスマホセールで割引があります。

また、今後の機種変更は、格安SIMのサービス提供事業者から購入するか、キャリアから端末単体購入をするか、SIMフリー版を購入することになります。バンド対応については確認が必要です。

LINEについて

格安SIMでは、LINEの年齢認証ができないため、LINEのID検索ができません。

LINEモバイルのサービスは新規申し込みを終了しています。

分割払い金、違約金について

スマートフォン本体の分割代金が残っている場合、期間拘束を条件とした本体割引の違約金がある場合には、それらを支払う必要があります。

通信速度について

格安SIMは、ドコモやauに比べて、通信速度が遅くなる傾向にあります。口コミを調べる必要があるでしょう。

サポートについて

格安SIMでは、キャリアショップ(ドコモショップ、auショップなど)ではサポートが受けられません。格安SIMによって異なりますが、主に、コールセンターなどの電話サポートがメインになります。

キャリア決済について

毎月の通信料金と合算で請求されるキャリア決済(auかんたん決済など)は利用できなくなります。

現在利用しているサービスが、クレジットカードや、ブランドデビット(VISAデビットカード、JCBデビットカード、Mastercardデビットカード)などで支払いできるか確認が必要です。

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