VPNソフトの選び方 2018

VPNソフトの比較

日本国内でVPNソフトを利用する場合には,「Hotspot Shield」系統か「SurfEasy」系統のいずれかを選ぶことになります。

Hotspot Shield 系統

Wi-Fi セキュリティ (Hotspot Shield by AnchorFree)

ソースネクストがHotspot Shieldを「Wi-Fi セキュリティ」の名称で販売しています。

Wi-Fi セキュリティ 1年版 5台 ¥2,980
Wi-Fi セキュリティ プレミアム(期限なし) 5台 ¥16,800

有料
ダウンロード版のみ(ソースネクストeSHOP/アマゾンでもダウンロード購入できます
体験版なし
条件付き30日返金可能(ソースネクストに申請)

カスペルスキー セキュアコネクション

カスペルスキー セキュアコネクション」は,「カスペルスキー セキュリティ 2018」をインストールすると,同時にインストールされます。個別にアンインストールすることも可能です。カスペルスキーを利用していなくても,上記リンクからセキュアコネクション単体で契約することができます。無料版でも1日200MB(マイカスペルスキーにログインしている場合は300MB)利用することができます。

カスペルスキー セキュアコネクション」には「Powered by Hotspot Shield」という表記がありますので,基本的には「Hotspot Shield」と同じVPNです。

カスペルスキー セキュアコネクション 1ヶ月5台 ¥480
カスペルスキー セキュアコネクション 1年5台 ¥2,900

無料/有料(5台)
ダウンロード版のみ(カスペルスキー・オンラインショップ)

※セキュアコネクションのライセンス期間は「カスペルスキー セキュリティ」のライセンス期間とは独立して計算されます。他社セキュリティソフトとの併用も可能です。

SurfEasy 系統

Opera VPN

「SurfEasy」はカナダのVPNソフトウェアメーカーですが,ノルウェーのOperaにより買収されました。その結果,OperaにビルトインのVPN機能が搭載されています。その後,Operaは中国企業に買収されていますので,「SurfEasy」は中国企業の影響下にあるといえます。そのため,機密情報を扱うなど,プライバシーに万全を尽くす必要がある場合には,SurfEasy系統のVPNは使用しないほうがよいでしょう。

Opera VPNを使用した場合,ブラウザからの通信のみがVPNを経由しますので,例えばメールソフトでのメールの送受信はVPNによって保護されませんので注意してください。

無料(Operaブラウザをダウンロード

ノートン Wi-Fi プライバシー

ノートンから販売されている「ノートン Wi-Fi プライバシー」ですが,インストールの際に組み込まれるネットワークドライバに「SurfEasy」の表記があるため,基本的には「SurfEasy」と同じVPNをノートンがカスタマイズして提供していると考えられます。「SurfEasy」は中国企業の影響下にある点に留意しなければなりません。

以前に「ノートン Wi-Fi プライバシー」のレビュー記事を掲載していますのでご覧ください。
ノートン Wi-Fi プライバシー 1年3台版 [2017] のレビュー

ノートン Wi-Fi プライバシー 1年 3台 ¥3,416(2018年3月2日現在,アマゾン・パッケージ版)

有料
パッケージ版(Amazonで購入
ダウンロード版(フリーWiFiにも実は危険が!ノートン WiFi プライバシー[シマンテックストア])
体験版なし
条件付き60日返金可能(シマンテックに申請)

※ノートン以外のセキュリティソフト(例:カスペルスキー セキュリティ)を使用していても,「ノートン Wi-Fi プライバシー」との併用は可能です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする