本ページには広告が含まれます

PSEマーク適合品 ソニーのモバイルバッテリー

2018年モデル(PSEマーク付き)・CP-V5BAW

PSEマークのないモバイルバッテリーは2019年2月以降販売できない

モバイルバッテリーは電気用品安全法の対象となる「特定電気用品以外の電気用品」に指定されたため,2019年2月以降は「PSEマーク」のついていないモバイルバッテリーの販売が禁止されます。2019年1月31日までは「PSEマーク」なしのものも販売できます。

「特定電気用品以外の電気用品」の場合,丸型の「PSEマーク」が表示されます。

ソニーのモバイルバッテリー2018年モデル

PSEマークのないモバイルバッテリーは2019年2月以降販売できませんので,2016年・2017年から継続されて販売されているモデルにPSEマークを付けて型番を変更したものと考えられます。

最近発売されたスマートフォンの充電端子は,ほぼ「USB Type-C」ですが,ソニーのモバイルバッテリーは「Type-Cケーブル」が付属するものは多くありませんので,「microB→Type-C変換アダプタ」を用意する必要があるでしょう。

モバイルバッテリーを買えばType-Cが使える機種

「microUSBケーブル」と「microB→Type-C変換アダプタ」が付属しているのは,CP-E61CA(2018年10月発売新モデル・PSE適合品)とCP-E61C(2016年モデル)です。

「Type-Cケーブル」が付属しているのは,CP-VC10A(2018年10月発売新モデル・PSE適合品)とCP-VC10(旧モデル)です。CP-VC10AとCP-VC10は両端がType-Cのケーブルで充電・給電する点に注意しましょう。

モバイルバッテリーとは別に変換アダプタが必要な機種

その他の型番の場合には,別途「microB→Type-C変換アダプタ」を用意する必要があります。

CP-V5BA(2018年9月発売新モデル・PSE適合品)は,CP-V5B(2017年9月モデル)とスペック上は変化ありません。PSEマーク表示のために内部が改良されている可能性はありますが,実際のところは分かりません。

スマートフォンの充電端子が「USB Type-C」の場合,CP-V5BA(2018年9月発売新モデル・PSE適合品),CP-V5B(2017年9月モデル)の利用には,別途「microB→Type-C変換アダプタ」を用意する必要があります。

PSE適合品ソニーモバイルバッテリー2018年モデル一覧

スマートフォンの電池容量は2000~3000mAhのものがほとんどです。

スマートフォンに実際に充電できる量は,モバイルバッテリーの容量の60%くらいといわれていますので,5,000mAhのものであれば3,000mAhの充電ができるため,十分でしょう。

5,000mAh程度のものを選ぶ場合,CP-V5BA(2018年9月発売)・CP-E61CA(2018年10月発売)がよいでしょう。

CP-E61CA・CP-E61CはON/OFFスイッチがありますが可動部はないほうが故障のリスクがないため,CP-V5BA・CP-V5Bがよいでしょう。

また,CP-E61CA・CP-E61Cは充電が1.0AでCP-V5BA・CP-V5Bの1.5Aに比べて電流が小さいため,充電するのに少し時間がかかるため,CP-V5BA・CP-V5Bがよいでしょう。

CP-E61CA・CP-E61Cには,「microB→Type-C変換アダプタ」を別途用意する必要がないというメリットがあります。CP-V5BA・CP-V5Bの場合は,「microB→Type-C変換アダプタ」が別途必要です。

2018(PSE適合) 容量 重さ 端子 入出力 旧型番
CP-V5BA 5,000mAh 133g microUSB 1.5A CP-V5B
CP-V3BA 3,400mAh 92g microUSB 1.5A CP-V3B
CP-V10BA 10,000mAh 233g microUSB 1.5A CP-V10B
CP-VC10A 10,000mAh 247g Type-C
3.0A CP-VC10
CP-S20A 20,000mAh 510g microUSB 2.4A CP-S20
CP-S15A 15,000mAh 390g microUSB 3.9A CP-S15
CP-E61CA 6,100mAh 154g microUSB
Type-C変換
1.5A
※入力1.0A
CP-E61C

CP-V5BA(2018年9月モデル・PSE適合品)のレビュー

CP-V5BAW(ホワイト)のレビュー。

基本的にはCP-V5BW(2017年モデル・PSEマークなし)と同じです。

商品パッケージ

商品パッケージの材質はPET。旧商品にはない「PSE適合品」の表示があります。

なお,ソニーやパナソニックのモバイルバッテリーはすべて中国製と思われます。

開封

モバイルバッテリーを取り外すと,その下に取扱説明書とmicroUSBケーブルがあります。

スマートフォンの充電端子がType-Cの場合は別途ケーブルを用意するか,変換アダプタが必要です。

モバイルバッテリー本体

表面はSONYのロゴの部分がへこんでいます。

モバイルバッテリーの裏面の拡大

裏面には,「CP-V5B」と書かれており,旧モデルと同じ型番が表記されていますが,旧モデルにはない「PSEマーク」があり,「PSE適合品」であることが表記されています。

CP-V5BAW(2018年9月モデル・PSE適合品)もCP-V5BW(2017年モデル)も本体の型番記載は「CP-V5B」ですので,PSEマークの有無や製造年月によって区別することができるでしょう。

製造年月らしき数字が右下に記載されています。この写真では「2018 08」と記載されており,おそらく2018年8月製造と考えられます。

CP-V5BAW(2018年9月モデル・PSE適合品)の初回ロットは2018年8月製造と考えられます。

黒く塗りつぶしてある部分は製造番号とQRコードです。

使用した感想

Xperia XZ(バッテリー2900mAh)のバッテリー切れの状態から計測。

およそ10分程度で10%充電できるイメージです。

0%から90%まで充電されるまでに1時間52分かかりました。

90%からは充電のペースが落ちるので90%くらいになったら充電を止めるのが良いでしょう。

モバイルバッテリーは内部で電圧の変換ロスがあるため,実際にスマートフォンに充電される容量はモバイルバッテリーの容量の60%くらいといわれているようです。

CP-V5BAの容量は5,000mAhでその60%は3,000mAhです。

2,900mAhのスマートフォンを0%から95%まで充電した後,2,120mAhのスマートフォンを14%から37%まで充電することができましたので,CP-V5BAは3,200mAh程度充電できたことになります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする