買い物リスト
1.必ず用意するもの
nasne本体:バッファロー製nasne (NS-N100)
①Amazonで購入する
バッファロー製nasne (NS-N100) はアマゾンのみで販売されています(2021年3月現在)。初期不良の交換もスムーズですので,アマゾンでの購入をおすすめします。
販売価格 29,800円(2021年3月31日現在)
②ソニーストアで購入する
※バッファロー製nasne (NS-N100) はアマゾンのみで販売されています(2021年3月現在)
ソニーストアのクーポンをお持ちの方は,ソニーストアのホームページでnasneをカートに入れると,クーポン適用後の価格が確認できます。
なお,ソニーストアでのお買い物は,Sony Bank WALLET(ソニー銀行のVisaデビットカード)・ソニーカードでの決済で,いつでも3%OFFで購入できます。
③家電量販店の店頭で購入する
※バッファロー製nasne (NS-N100) はアマゾンのみで販売されています(2021年3月現在)
家電量販店などの店頭で購入したい方は,nasne はゲーム機のPlaystation(プレイステーション)関連商品として取り扱われていますので,「ゲーム売り場」で購入できます。
nasne のメーカー保証は,1年間です。家電量販店では,3~5年の延長保証がつけられる場合があります。nasneの故障率はそれほど高くありませんので,必要に応じて加入するとよいでしょう。
④家電量販店の通販で購入する
※バッファロー製nasne (NS-N100) はアマゾンのみで販売されています(2021年3月現在)
※バッファロー製nasne (NS-N100) に延長保証が適用できるかは未確認です。
ビックカメラ.com:「3年長期保証」(購入金額のビックポイント5%分)
楽天ビックカメラ:「楽天あんしん延長保証」
ノジマオンライン:「5年保証」
⑥故障の際の修理代金について
nasne のメーカー保証は1年間です。保証期間経過後の故障は有償での本体交換になります。
バッファロー製nasne (NS-N100) の修理代金については分かり次第追記します。
ソニー製nasne(CECH-ZNR2J, CECH-ZNR2J01, CUHJ-15004)の修理代金は19,690円です。なお,CECH-ZNR1J(500GBモデル)の修理受付はすでに終了しています。
視聴用の端末(PC・スマートフォンなど)
nasne でテレビを見るには,視聴用端末として,PCまたはスマートフォン(Android・iPhone)が必要となります。
「PC TV Plus」(Windows PC 用 ソフトウェア)
nasne をPCで利用するには,Windows 7/8/10 用ソフトウェア「PC TV Plus」を用意しましょう。
まずは体験版(14日間利用可能)で動作確認をした後に「PC TV Plus」のライセンスの購入をするようにしましょう。
ZZ-PCTVPLUS-DL
製品版(PC1台用):3,240円
製品版(PC2台用):5,832円(1台あたり2,916円)
製品版(PC3台用):7,776円(1台あたり2,592円)
「torne mobile」(Android/iOS 用アプリ)
「torne mobile」アプリのインストール自体は無料ですが,テレビの視聴や録画番組の再生には「視聴再生機能」,録画番組の書き出しには「書き出し機能」の購入が必要です(アプリ内課金)。「視聴再生機能」については,試しに利用することができますので,確認後に購入しましょう。
「視聴再生機能」 ¥500(アプリ内購入)
※テレビ・録画番組視聴機能
「書き出し機能」 ¥840(アプリ内購入)
※録画番組のスマホ・タブレットへの書き出し機能
バッファロー製nasne (NS-N100)の場合は「Video & TV SideView」アプリは利用できませんので注意してください。
ソニー製nasneの場合は「torne mobile」アプリまたは「Video & TV SideView」アプリが利用できます。
家庭内ネットワーク(LAN)環境
nasne を設定するために,家庭内ネットワーク(LAN)環境が準備されていることを確認しましょう。
家庭内ネットワーク(LAN)環境を設置するには,「ルーター」が必要です。インターネットに接続されているモデムまたはONUに,ルーター機能がある場合には,それを利用してもよいでしょう。
アンテナ(テレビの電波)
アンテナを立てていて,壁のアンテナ端子がある場所であれば,テレビの電波は問題なく用意できると思います。
なお,アンテナを立てないで,テレビの電波を用意する方法があります。以下のページで詳しく説明していますので,ご覧ください。
→アンテナを立てないでnasneを使う(フレッツ・テレビ/ドコモ光テレビオプション/So-net 光コラボテレビ,J:COM TV,eo光テレビ,コミュファ光テレビ/SoftBank 光))
2.必要に応じて買うもの
アンテナケーブル(同軸ケーブル)
ソニー製nasne に付属するアンテナケーブル(同軸ケーブル)は,約1.4mです。バッファロー製nasne (NS-N100)に付属するアンテナケーブルは,仕様上は1.5mと記載されています。
nasne の設置場所と壁のアンテナ端子の距離に応じて,必要な長さのアンテナケーブル(同軸ケーブル)を用意します。
アンテナケーブルのプラグには,①L型・F型(ネジ)プラグ,②L型+F型(ネジではない)プラグ,③両端ともF型(ネジ)プラグ,がありますので用途に応じて選びましょう。
①L型+F型接栓(ネジ)プラグ
壁のアンテナ端子とnasneのアンテナ入力端子との接続に適しています。
片方がL型・もう一方がF型(ネジ)になっているアンテナケーブルです。壁に沿わせてアンテナケーブルを配線したい場合には,壁のアンテナ端子側にL型プラグを差すとよいでしょう。反対側はF型プラグになっており,ネジ式になっています。nasne のアンテナ入力端子に差し込み,右回しにネジを回すことで,アンテナケーブルをnasneに固定することができます。意図せずにアンテナケーブルが抜けてしまうことがありません。
②L型+S型(ストレートプラグ。ネジではない)
壁のアンテナ端子とnasneのアンテナ入力端子との接続に適しています。
こちらの商品は,F型がネジになっていないバージョンのものです。nasne のアンテナ入力端子にアンテナケーブルを固定しなくてよい場合にはこちらを選びましょう。
③両端ともF型接栓(ネジ)プラグ
壁のアンテナ端子ではなく,機器同士の接続に適しています。①テレビ・レコーダーのアンテナ出力端子とnasneのアンテナ入力端子,②1台目のnasneのアンテナ出力端子と2台目のnasneのアンテナ入力端子,③分配器とnasneのアンテナ入力端子,などの接続に使うとよいでしょう。両端のアンテナ端子を機器に固定できるため,意図せずケーブルが外れることを防ぐことができます。なお,これらの配線は,L型端子のケーブルでも接続自体は問題なく可能です。
壁のアンテナ端子にこのケーブルを利用すると,壁に沿わせて配線しにくいので,他のケーブルを選びましょう。
分配器・分波器
アンテナの電波は,機器の「アンテナ入力端子」から入り,その機器にアンテナの電波を供給したのち,機器の「アンテナ出力端子」から出ていきます。機器の内部でアンテナの電波が分配されています。
機器の「アンテナ出力端子」から出て行ったアンテナの電波は,別の機器の「アンテナ入力端子」に接続することで,別の機器にもアンテナの電波を供給することができます。
そのため,多くの場合,「アンテナ入力端子」と「アンテナ出力端子」を組み合わせれば,「分配器」を用意する必要はありません。ただし,機器Aと機器Bの位置関係が,「機器A--壁のアンテナ端子ーー機器B」のような配置の場合は,機器Aと機器Bをアンテナケーブルで接続するのは,機器Aから壁のアンテナ端子までの長さ分,ケーブルが長くなり,アンテナ電波の信号が減衰してしまう可能性があります。そのような場合には「分配器」を使用するとよいでしょう。その際は,必要な長さのアンテナケーブルを,必要な本数用意することを忘れないでください。
アンテナケーブルの分配器については,別途記事を掲載していますので,ご覧ください。分配器と分波器を間違えないようにしてください。
→nasneにお勧めのアンテナ分配器
「分配器」は,1本のアンテナケーブルを通って届いた,アンテナの電波を複数の機器に分配するものをいいます。分配された後の2本(以上)のケーブルの中に流れるアンテナの電波は同じ内容です。
「分波器」は,1本のアンテナケーブルを通って届いた,アンテナの電波に含まれる地デジ・BS・CSなどの電波を「地デジ」と「BS・CS」に分けて,テレビ・レコーダーなどの「地デジ」と「BS・CS」それぞれのアンテナ入力端子に接続できるようにするものをいいます。分波された後の2本(以上)のケーブルの中に流れるアンテナの電波は違う内容です。
LANケーブル
ソニー製nasneに付属するLANケーブルは,約1mです(バッファロー製nasne (NS-N100)は未確認)。nasneとルーターが離れている場合には,必要な長さのLANケーブルを用意する必要があります。
LANケーブルは様々な色がありますので,色分けするとメンテナンスの際に分かりやすいでしょう。壁紙や家具の色などに合わせて目立たなくするのもよいでしょう。
3.アンテナ端子のある部屋とルーターを設置している部屋が別の場合
イーサネットコンバーター
nasneには,無線LAN機能は内蔵されていません。そのため原則として,nasne本体のLANポートと,ルーターのLANポートを,LANケーブルで接続します。
ところが,アンテナ端子のある部屋とルーターを設置している部屋が別の場合には,アンテナケーブルは無線化することができないため,nasneをアンテナ端子のある部屋に置くことになります。そして,その部屋から「とても長いLANケーブル」をルーターを設置している部屋に配線することになります。
この「とても長いLANケーブル」は,「イーサネットコンバーター」を利用することにより代替することができます。アンテナ端子のある部屋とルーターを設置している部屋が別の場合には,「イーサネットコンバーター」を利用すれば,ルーターとnasneのLAN接続を無線化することができます。
テレビの視聴や録画番組の再生の際は大容量のデータが転送されるため,基本的には有線LANでの接続が推奨されていますが,通信速度が高速な「11ac」対応の機器を使用し,PC用ソフト「PC TV Plus」や,スマホアプリ「torne mobile」の画質設定を変更することによりスムーズに視聴できる可能性が高くなります。
「イーサネットコンバーター」を使った配線方法は,以下の記事で解説していますので,ご覧ください。
無線LANルーターを「無線LAN子機」モードに設定すると,「イーサネットコンバーター」として利用できます。例えば,NECの「Aterm WG1200HS3」を「無線LAN子機」モードに設定することにより,「イーサネットコンバーター」として利用できます。「Aterm WG1200HS3」以外にも「無線LAN子機」モードに対応している機種がありますので,メーカーのホームページなどをご覧ください。
「Aterm WG1200HS3」を「無線LAN子機」モードに設定して「イーサネットコンバーター」として利用すると合計4ポート使用できます。この場合,nasne3台とPC1台,またはnasne4台を有線接続でネットワークに接続できます。
4.nasne にアクセス制限が必要な場合
nasneにアクセス制限が必要な場合,ルーターとしてNECの「Aterm WG2600HP3」「Aterm WG2600HP2」「Aterm WG2200HP」を利用する必要があります。なお,後継機種の「Aterm WG2600HP4」では,「ネットワーク分離機能」が「ON」の状態で「SSID内分離(セパレータ)」を「OFF」にする設定項目が削除されたため,下記の方法でアクセス制限をすることができません。
この方法において「Aterm WG2600HP3」「Aterm WG2600HP2」「Aterm WG2200HP」は「ルーター」として使用します。アンテナ端子のある場所とルーターのある場所が離れているなど「無線LAN子機」(イーサネットコンバーター)が必要な場合には別途用意する必要があります。
以下の記事でnasneへのアクセス制限の方法について説明していますので,ご覧ください。
→分かりやすい!nasneの接続方法を図解!
こちらの記事は少し古い記事で改訂あるいは他の記事と統合予定です。
(→nasneの接続方法・上級編(2) nasneのアクセス制限。)
5.外付けハードディスク
nasne 本体に外付けHDDを接続すると,録画できる容量が増加します。1台のnasneに接続できる外付けHDDは1台のみです。外付けHDD①をnasneに登録後に取り外し,外付けHDD②をnasneに登録した場合,外付けHDD①に記録された番組は再生できなくなるため注意が必要です。
バッファロー製nasne (NS-N100)に接続できる外付けHDDは「6TB以下」です。
ソニー製nasne 本体に接続できる外付けHDDは「①2TB以下」かつ「②FAT32」でフォーマットされている必要があります。3TB以上の外付けHDDは利用できません。
※なお,Windows PCで「PC TV Plus」を利用して,nasne の録画番組を,PCに接続した外付けHDDに「ダウンロード」する場合には,外付けHDDの容量やフォーマットに制限はありません。
外付けHDDについて,詳しくは,以下の記事をご覧ください。
→外付けHDDの選び方(nasneに増設/データ保存など)
6.ブルーレイディスクへの書き出しに必要なもの
ブルーレイディスクへの書き出しには,ブルーレイディスクドライブとブルーレイディスクのメディアが必要です。
詳しくは,以下の記事をご覧ください。
→nasneで使えるブルーレイディスクドライブ・メディアの選び方
→nasneの録画番組を書き出す方法。PC TV Plusを利用したHDD・ブルーレイディスク・DVD・SeeQVaultへの書き出し・torne mobileを利用したAndroidへの書き出し
ブルーレイディスクメディア(BD-RE)は,通販でも日本製が確実に選べて比較的価格が安い,ソニーの「11BNE1VSPS2」がおすすめです。
7.ブルーレイ再生ソフト
「PC TV Plus」で書き出したブルーレイディスクの再生には,ブルーレイ再生ソフトが必要です。Windows Media Playerでは再生できません。
ブルーレイ再生ソフトは「CyberLink PowerDVD」や「Corel WinDVD」がおすすめです。
外付けのブルーレイドライブを購入する場合には,ブルーレイ再生ソフトが付属しているものを選ぶとよいでしょう。外付けのブルーレイドライブのなかには,ブルーレイ再生ソフトが付属しているものと付属していないものがあります。ブルーレイ再生ソフトを単体で購入すると割高になりますので,ブルーレイ再生ソフトが付属しているかどうか確認が必要です。
なお,ブルーレイドライブがあらかじめ搭載されているPCについては,ブルーレイ再生ソフトがプリインストールされている場合があり,ブルーレイ再生ソフトを用意する必要がないこともあります。
「Corel WinDVD」が ¥4,730 でダウンロード購入できます。
Corel WinDVD Pro 12 (ブルーレイ再生ソフト) をVectorで購入する
8.nasne 専用のスタンド
ソニー製nasne用のスタンドが,2種類販売されていますが,バッファロー製nasne (NS-N100) には利用できませんので注意してください。
ソニー製nasne用のスタンドは2021年4月25日現在,Amazonで購入できなくなっています。
- サイバーガジェット CYBER・縦置きスタンド2(nasne用)ブラック [CY-P4NTST2-BK]
- GeSPEC クーリングスタンド for nasne(2台用) [GS-CSTNSN]
9.雷サージ対策(電源コンセント・アンテナ)
落雷により,電源のケーブルやアンテナケーブル(同軸ケーブル)に突発的に高電圧の雷サージが流れ,電子機器が故障してしまうことがあります。
日本アンテナの「TGS4T(W)」は,電源からの雷サージだけでなく,アンテナケーブルからの雷サージの対策もすることができる商品です。
パナソニックの雷サージ対策器具には,電話線からの雷サージを防ぐものはありますが,アンテナケーブルからの雷サージを防ぐものはありません。