XperiaなどのAndroidスマートフォンに「レコチョク」「CD」などから音楽を入れる方法

音楽ファイルを用意する

これから用意する場合

レコチョク アプリ」がおすすめ

PCでCDを取り込んだ場合,「microSD」や「USBケーブル」を利用して,PCからスマートフォンに楽曲ファイルをコピーすることになり,PCに詳しくない場合,難しく感じるかもしれません。

そのような場合は,スマートフォンで「レコチョク アプリ」を使って,音楽のダウンロード購入をするのがお勧めです。

「レコチョク」はマルチデバイス対応のため,楽曲を購入したスマートフォンとは別のPC・スマートフォンから「再ダウンロード」が回数無制限で可能です(ただし10台までの制限があります)。

PCで検索して購入した楽曲をスマートフォンで「再ダウンロード」することもできるため便利です。

購入方法

楽曲を検索します。購入します。ダウンロードします。これで,スマートフォンに音楽を取り込むことができました。

楽曲を購入するときには支払い方法を指定する必要があります。コメントからの要望が多いようであれば分かりやすく追記したいと思いますので,コメントをお願いいたします。

ハイレゾ楽曲を購入する場合の注意

ただし,ハイレゾ楽曲については注意が必要です。ハイレゾ対応スマートフォンでハイレゾ楽曲を購入した場合,別のハイレゾ非対応スマートフォンではハイレゾ楽曲は「再ダウンロード」することができません。
→レコチョク でハイレゾ楽曲を購入した場合,ハイレゾ非対応の別のスマホでは再ダウンロードできない

なお,「レコチョク アプリ」で直接「再ダウンロード」をすることはできないのですが,ハイレゾ楽曲ファイルを直接コピーすることによって,ハイレゾ非対応スマートフォンでも再生自体は可能です。もちろん,ハイレゾ本来の音質ではなく,通常の音質になります。
→レコチョク のスマートフォンアプリで購入した楽曲の保存場所

ハイレゾ楽曲でない,通常の「AAC 128/320 kbps」の楽曲であればこの問題は発生しません。また,楽曲を購入したスマートフォンのみで再生できればよいと考える場合にもこの点を考える必要はありません。

CDから音楽を取り込む方法

CD取り込み用のソフト・環境を用意

ソニーのウォークマン用音楽管理ソフト「Music Center for PC」がおすすめです。Windows 7 / 8.1 / 10 に対応しています。音楽CDは,マイコンピュータ(コンピュータ・PC)から直接コピーできない仕様になっており,リッピングという取り込み作業をするソフトを別途用意する必要があります。Windows 標準搭載の「Windows Media Player」でもCDを取り込むことはできますが,音質が劣化せず,ファイルサイズが削減できるFLAC形式での取り込みができる「Music Center for PC」を使うのがよいでしょう。

CDの取り込みには,CDドライブが必要です。DVDドライブやブルーレイドライブなどでもCDを読み込むことができます。

PCに内蔵されていない場合には,USB接続の外付けドライブを購入する必要があります。

CDを取り込む

「ツール」→「設定」を開きます。

「CD取り込み・再生」タブをクリックし,「CD取り込みの設定」で,「フォーマット」を「FLAC」に設定します。音質が劣化せず,ファイルサイズが削減できる「FLAC」形式をお勧めしますが,古い機器との互換性を重視する場合には「MP3 320kbps」などをお勧めします。

CDを光学ドライブ(DVDドライブ・ブルーレイドライブ)にセットし,CDの取り込み作業を行います。

取り込んだファイルの場所を開き,確認する

「ツール」→「設定」をクリックすると,設定画面が表示されます。「ファイルの保存場所」タブをクリックすると,CDから取り込んだ楽曲ファイルの保存場所が表示されます。

C:\Users\Public\Music\Music Center フォルダが「ファイルの保存場所」の場合,

C:\Users\Public\Music\Music Center\Shared\Music\ フォルダの中に,

(アーティスト名)\(アルバム名)\(音楽ファイル.拡張子) というフォルダ構造で保存されています。

「マイコンピューター」or「コンピューター」or 「PC」→「C:」→「ユーザー」→「Public」→「Music」→「Music Center」→「Shared」→「Music」とフォルダをたどっていきます。この中に入っている楽曲ファイルをスマートフォンにコピーすることになります。

※なお,音楽ファイルをコピーするときは,コピー先に「MUSIC_CD」など新しいフォルダを作成し,その中に「アーティスト名」のフォルダごとコピーすると管理がしやすいでしょう。

MP3などの音楽ファイルがすでにある場合

用意はすでにできています。スマートフォンに転送しましょう。

スマートフォンに転送する

microSD を使用する方法

PCに「SDカードスロット」が内蔵または外付けされている必要があります。

内蔵の「SDカードスロット」の場合,スマートフォン用のmicroSDを通常のSDカードのサイズに変換する「microSD→SD変換アダプタ」が必要になります。

外付けのUSB接続カードリーダーの場合,一部のものではmicroSDが変換アダプタなしに直接差し込めるものがあります。

マイコンピュータ(コンピュータ・PC)からSDカードにアクセスします。

「MUSIC_CD」など新しいフォルダを作成し,その中に「アーティスト名」のフォルダごとコピーすると管理がしやすいでしょう。

USBケーブル を使用する方法

PCとスマートフォンそれぞれの端子に対応したUSBケーブルを用意する必要があります。

PCのUSB端子は「Type-A」です(最新のPCでは一部Type-Cのものもあります)。

スマートフォンのUSB端子は「microUSB」または「Type-C」です。Xperia X Performance (SOV33) 以前は「microUSB」,Xperia XZ (SOV34) 以降は「Type-C」です。機種によって端子が異なりますので,注意が必要です。

Xperia XZ / XZ1 の場合は,片方が「Type-A」,もう一方が「Type-C」のケーブルを用意することになります。片方が「Type-A」,もう一方が「microUSB」のケーブルしか持っていない場合,「microUSB」から「Type-C」の変換アダプタが各携帯会社から販売されていますので,それを利用してもよいでしょう。

Xperia XZ (Android 8.0)の場合,PCにUSBケーブルで接続すると,スマートフォンの画面にいくつかの選択肢が表示されますので,「ファイルを転送する」をタップします。

PCで「内部共有ストレージ」か「SDカード」のいずれか好きな方を開き,「MUSIC_CD」など新しいフォルダを作成し,その中に「アーティスト名」のフォルダごとコピーすると管理がしやすいでしょう。

スマートフォンの「音楽再生アプリ」で再生する

Xperia(Sony Mobile Communications)には「ミュージック」というアプリがプリインストールされているので,これを利用するとよいでしょう。

それ以外の機種で同様の音楽再生アプリが入っていない場合には,以下の2つのアプリがおすすめです。

レコチョク アプリ

Amazon Music(Google Playからダウンロード)

auのスマートフォンであれば,「うたパス」というアプリがプリインストールされていると思いますので,これを利用するとよいでしょう。ただし,楽曲の購入には注意が必要ですので,次の章で説明します。

auの「うたパス」「Music Store powered by レコチョク」では楽曲を購入しないで,「レコチョク アプリ」から購入する

「うたパス」は,auで購入したスマートフォンであればプリインストールされていると思います。

auで購入したスマートフォンなら「うたパス」アプリも再生ソフトとして使えます。ただし,「うたパス」からアクセスできる「Music Store powered by レコチョク」で購入した楽曲は「au ID」に紐づけられているため,auを解約すると「再ダウンロード」できなくなります。(au IDの統合によるau IDの消滅も同様です。)

また,「Music Store powered by レコチョク」で購入した楽曲は,「レコチョク」で購入した楽曲とは異なり,PCや他のスマートフォンからの「再ダウンロード」ができませんので注意してください。

レコチョク アプリ」で購入・ダウンロードした楽曲は,「うたパス」アプリや,「Amazon Music」「ミュージック」などの他のアプリでも,自動的にライブラリに追加されて再生できますので,「うたパス」アプリを使用したい場合でも,楽曲の購入は「レコチョク アプリ」でするようにしましょう。

①「クラブレコチョクメンバー」のIDを取得する(メールアドレス・パスワード)

②「レコチョク」でダウンロード購入(クラブレコチョクメンバーのIDを取得する)

③「うたパス」「Amazon Music」「ミュージック」などのアプリで再生

④ PCや他のスマートフォンでも10台までマルチデバイスで「再ダウンロード」可能。 ※購入時のIDでログインすれば,auを解約しても「再ダウンロード」の権利を失わない。



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